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海外市場・東京市場

【昨日のポイント】
・アイルランド格下げ+EFSF強化にドイツがネガティブコメント⇒アイルランドの格下げについては何を今さらと言った感じですよね。ドイツがEFSF(欧州金融安定基金)の資金貸付案に拒否の態度を示したことから、ユーロ売りが進み、ユーロドルは1.38ドル台ミドルから1.37ドル台ミドルへ、つられる形でユーロ円も112円台後半から前半へ下落しました。 個人的にはドイツネタはもう少しユーロ下落につながってもいいのでは?と感じていましたが、思ったほどの下げにはなっていない印象です。
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・米雇用関連指標第2弾⇒ADP雇用指数が発表され、前回値は下方修正されていましたが、今回の数値が市場予想を上回り→米金利上昇となりドル円81円台後半まで上伸するも、その後は伸び悩み。相変わらず上値の重い展開が続いています。1月のADP→NFPで裏切られた(?)トラウマからADP結果に対する反応が鈍くなったのかもしれません。
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【昨日の終値】
ドル円:81.55円
豪ドル円:82.36円
ユーロ円:112.63円
ユーロドル:1.3807ドル
豪ドル/ドル:1.0101ドル
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【本日の動き】
大きな波乱もなく東京タイムに戻ってきています。本日は米新規失業保険申請件数のほかに欧州時間でECB理事会が開催されます。もちろん、政策金利は据え置きになると思いますが、問題はトリシェ総裁の会見。ご存知の通り、ユーロ圏の消費者物価指数は目標値の上限(2%)を2ヶ月連続で上回っており、再度インフレ懸念→早期利上げ観測を示唆するコメントを発する可能性があります。近頃ではトリシェ総裁に対し”KY”との論調も出始めているようです。
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欧州人はロジックでディールする傾向が強く、インフレ等の発言を行うことで、『利上げ』と判断、ユーロ買いへと向かうことになります。逆にそのようなコメントが無ければ、失望売りにつながることも想定されますので、カギはトリシェ総裁の会見、つまり日本時間の22時30分ということになります。
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中国が旧正月を迎えていることもあり市場参加者も少なく、アジア時間は狭いレンジでの揉み合いが続いています。昨日あたりからドル円では邦銀の買いが凄まじいとの声も聞こえていますが、動きを見ている限り「??」ですね。
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